Twitter Lv.07 自動化させる

  • 小
  • 中
  • 大

ある程度ツイートが貯まり、ある程度フォロワーが付いたら、そのアカウントを自動化させましょう。何をどこまで自動化させるかは個人の判断に委ねますが、過剰につぶやきまくる行為は迷惑になりますので控えましょう。

twittbotを利用する

Twitterを自動化させるには、twittbotというとても便利なサイトがあります。このサイトを利用することで、手軽にTwitterを自動化させることができます。

できることは限られていますが、手軽さという面では他に類を見ません。決まった間隔で登録したつぶやきを自動でつぶやいてもらうこともできますし、フォロー返しを自動で行ってもらうこともできます。また、決まった時間に決まったつぶやきをしてもらうこともできます。

つぶやきの登録では、これまでつぶやいたつぶやきを登録しても良いですし、新しく考えたものを登録しても良いでしょう。良質のツイートをたくさん登録しておくことをオススメ致します。

EasyBotterを利用する

twittbotでは満足できないという方は、EasyBotterを利用することで、さらに高度に自動化させることができます。

twittbotにはできないことをEasyBotterはたくさんできますが、その反面、難易度も高いです。初心者にはやや敷居が高いかもしれません。FTPやcron、サーバーやデプロイなど、耳慣れない言葉も出てきます。

手軽さを求めてtwittbotを利用するか、手間をかけてでも自由度を求めてEasyBotterを利用するかは、個人の判断に委ねます。

EasyBotterに関しましては、EasyBotter 非公式wikiで詳細な解説がなされておりますので、EasyBotterを利用したいという方はご参照ください。

他人任せで申し訳ありませんが、管理人の知識は「EasyBotter 非公式wiki」に記載されているもの以上のものはありません。EasyBotterに関する詳細な解説は、「EasyBotter 非公式wiki」に任せることにします。

EasyBotterを利用するまでの流れ

EasyBotterの全てを他人様が書いた記事に委ねるのは無責任ですので、ここからは、EasyBotterを設置・利用するまでの大まかな流れをご紹介していきたいと思います。

  1. EasyBotterのファイルをダウンロードする
  2. つぶやきを登録する
  3. フォロー返し・ランダム投稿などの設定
  4. consumer_keyなどの入力
  5. 無料サーバーを借りる
  6. FTPソフトを入手する
  7. ファイルをサーバーにアップロードする
  8. 手動で動かしてみる
  9. cronを使って自動化する

01.EasyBotterのファイルをダウンロードする

EasyBotterのサイトからファイルをダウンロードすることから始めます。2012年8月現在、バージョン2.05というものが最新のようです。ファイルは、最新のものをダウンロードするようにしましょう。作者のphaさんに寄付することもできるようです。

02.つぶやきを登録する

ダウンロードしたら、実際にファイルを自分なりにカスタマイズしていく必要があります。まずは「data.txt」というファイルを開き、1行に1つずつつぶやきを登録していきます。140文字以内ですので、字数に注意して下さい。

また、phpに対応しているテキストエディタを用意する必要があります。ちなみに管理人はMacなので、「mi」というテキストエディタを使用しています。

03.フォロー返し・ランダム投稿などの設定

「bot.php」というファイルで、EasyBotterにどのような動きをさせるのかを指定することができます。フォロー返しをするか、ランダム投稿するか、順番に投稿するか、リプライを返すか、などです。行の頭にある「//」を削除すれば、その動きをするようになります。

04.consumer_keyなどの入力

「setting.php」というファイルも変更する必要があります。具体的には①screen_name、②consumer_key、③consumer_secret、④access_token、⑤access_token_secretの5つの値を入力するだけです。

①はTwitterのユーザー名です。

②〜⑤は、「〜から」という部分を自由に変更したいのであれば「Twitter Lv.08 投稿元「〜から」を変更する」の記事を参考にして下さい。「〜から」という部分を変更したくないのであれば、EasyBotter 非公式wikiの記述通りに入力して下さい。

05.無料サーバーを借りる

EasyBotterのファイルのカスタマイズが終わったら、無料サーバーを借りましょう。有料のサーバーでも構いませんが、誰かに見せるサイトではなく、ファイルをアップロードして閲覧さえできれば事足りますので、無料サーバーで十分でしょう。ちなみに管理人は、@pagesを利用させて頂いております。

06.FTPソフトを入手する

FTPソフトとは、ファイルをサーバーにアップロードするために使う道具のことです。管理人は、firefoxというブラウザのアドオン、fireFTPを使用しております。

07.ファイルをサーバーにアップロードする

無料サーバーとFTPソフトを用意したら、実際にサーバーにファイルをアップロードしましょう。ちなみに、サーバーにファイルをアップロードし、ネット上で使える状態にすることをデプロイと言います。

アップロードするファイルは、EasyBotterのフォルダ全てです。フォルダには英語でフォルダ名をつけましょう。日本語でフォルダ名をつけてしまうと、サーバーにアップロードしたときに文字化けしてしまいます。

08.手動で動かしてみる

うまくサーバーにアップロードできたら、フォルダがネット上の自分のページに表示されます。ネット上で「bot.php」にアクセスすると、つぶやかれます。「つぶやきに成功しました」と表示されれば、文字通り成功です。

09.cronを使って自動化する

ここが一番の難関です。管理人もここで紆余曲折を繰り返しました。

「つぶやきが成功しました」という画面のURLをcronというロボットに自動的に叩いてもらうというシステムを構築することにより、Twitterを自動化させることができます。

管理人は、「google app engine」「gae-cron」という組み合わせでcronを走らせております。これらを使うためにはGoogleのアカウントが必要となりますが、このサイトをげん玉Lv.01から順に実践して下さっている方々は、すでにGoogleのアカウントを所持しているはずですので、スムーズに作業が進められるはずです。