エックスサーバーで500エラーが頻発したときの対処法

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まず結論を書きます

この記事を読んでいる方は、500エラーが出てしまいどうすることもできず、本当に焦っていることと思いますので、まず対処方法を書きます。あ、ちなみにエックスサーバーでWordPressのサイトを複数運営している方を念頭に置いて書きます。

エックスサーバーのサーバーパネルまずエックスサーバーのサーバーパネルにログインし、対象ドメインを確認してから「HOMEPAGE」欄の「PHP高速化設定(FastCGI化)」をクリック。実際にエラーが出ているドメインを選択するのを忘れないようにして下さい(ドメインの選択はサーバーパネルの画面左下のメニューから変更することができます)。

次に表示される画面で、設定の変更欄にある「PHP高速化設定をする(確認)」をクリック。次に、「FastCGIを有効にする」と、「APCを有効にする」の両方にチェックを入れます。

最後に確定ボタンを押せば完了です。

作業自体は1分程度ですが、ここまでたどり着くのに3時間ぐらいかかってしまいました。でも、この設定をしてからは500エラーは出なくなりました。

以下、管理人の奮闘の一部始終を記述しておきます。

制作サイト全て見れなくなってしまった…

めっちゃ焦りました。管理人にサイトの制作・運営を任せてくれている会社で起こってしまったので、なおさら焦りました。

その会社のサイトだけでなく、管理人が作ったサイト全てが見れなくなってしまったので、絶望感に打ち拉がれてしまいました。

すぐさま「500エラー 原因」などとググってみたのですが、どれもこれも概念的な話しで、根本的な打開策になるような記述はなかったので、途方に暮れてしまいました。

電話とメールでお問い合わせしました

まず、エックスサーバーのカスタマーサポートに電話しました。運良くすぐつながったのですが、技術者でないと回答することができない内容と言われてしまい、メールでのお問い合わせを余儀なくされました。

言われた通り、必要事項をメールにてお問い合わせし、その回答を待ちました。

しかし、お客様を目の前にしてボーッと待っている訳にも行かなかったので、とりあえずエックスサーバーのマニュアルを読んだり、いろんなキーワードで500エラーの打開策を調べたりしました。

その中に、「500エラーはサーバーの負荷が原因」と書いてあり、エックスサーバーに負荷を軽減する機能があったので、それについて調べてみました。

その機能こそ、冒頭でご紹介したPHP高速化設定(FastCGI化)だったのです。上述した設定を500エラーが出ているサイトに行うと、正常に表示されました。

IMAPも影響しているようです

ちなみにお問い合わせメールの回答は、メールのIMAPが原因の可能性があると記述されていました。

確かに、いろいろなデバイスでメールを受送信するためIMAPは使っていましたが、それがこれほどまでにサーバーに負荷をかけるものであるとは知りませんでした。

これ以上負荷をかける訳には生きませんので、IMAPのメールは必要最小限に抑え、メールの確認時間も長く設定しました。

やっぱりエックスサーバーはスゴいと実感

当サイトももちろんエックスサーバーで制作しておりますが、他にも十数サイト運営させていただいております。

今回のように迅速に対応してくれるのもエックスサーバーの良さだなぁと実感しました。

一番安いプランでもデータベース30個、独自ドメイン無限、容量200GBなので、管理人のようにたくさんのサイトを作る必要がある人には最適なサーバーだと思います。

しかし、今回のように、自分の知識不足が原因で、サーバーや契約先のお客様に迷惑をかけてしまったのは猛省しております。今後は、このような失態をおかさないよう、自己の知識の研鑽に努めようと思っております。